※本製品は「500系のぞみ」の金型を使用しているため、

　実車とは一部仕様が異なります。

MODEL PRODUCTS

500 TYPE EVA

製品仕様

N GAUGE

“過去最高の難易度”といっても過言ではないほどの困難さを伴った、500 TYPE EVAの塗装を車体全体に施した実車そのままのフルラッピング仕様。とくに印象的な先頭車の塗装・印刷工程では、関水金属のプロフェッショナルが試作を重ねた結果、50年のNゲージ製造の歴史の中でも類を見ない方法が選択されました。

関水金属埼玉工場「500 TYPE EVA」プロジェクト担当者達からのメッセージ

”過去最高の難易度”の「500 TYPE EVA」を模型化するにあたって、設計者、生産現場の担当者達は、今自分たちが持っている生産技術を最大限に生かし、模型を手に取った方々に必ずエヴァンゲリオンのイメージを伝えられる表現をしようと準備をしました。

担当者の中には自身がEVAファンである担当者もおり、“KATOだからこそできるEVA”にしたいと言う熱い想いを込めて設計・生産トライに挑みました。

実際に設計を開始してみると様々な困難に直面しました。

時速300km/hを誇った500系新幹線は、その性能を引出すために多くの曲面、丸みを帯びた部分が多く「500 TYPE EVA 」をKATO品質で再現するには、今までの車両とは違ったアプローチをするなど、一つ一つの問題に妥協せずに解決をしながら進めました。

また、普段の鉄道模型では、実車通りのイメージに模型化するというのを信念に行っています。

今回の「500 TYPE EVA」では、実車通りだけではなくEVA のイメージ通りにする必要もあります。実車を見に行く機会のあった社員にも協力してもらいイメージを確認するだけではなく、社内のEVAファンにもイメージを確認して EVAの世界観も大事に表現するようにしました。特に色の決定については、EVAの世界観を再現にするために実車の資料だけではなく、様々なEVAグッズも参考にさせていただきました。

”過去最高の難易度”は、設計だけではなく、量産するためのトライ（量産事前確認）においても困難に遭遇しました。今まで生産していた500系新幹線では当たり前に出来ていたことが出来なかったり、満足のいく品質にならなかったりと想定以上の問題に突き当たりましたが、やはり一つ一つの問題に妥協せず丁寧に解決をしながら進めました。特に今までの量産方法の常識が通用しない部分については、何度もやり直し調整しながら、満足のいく品質になるようにしました。

”過去最高の難易度”の「500 TYPE EVA」は、仕事に携わることのできたEVAファンですら泣き言を言いたくなるような非常に困難な部分が多かったですが、EVAの世界観を表現できる「 500 TYPE EVA 」をKATOの手でEVAファンへ届ける事が出来るという強い熱い喜びを込めて、製品化に向けて取り組んできました。我々が普段取り組んできました鉄道模型ファンに向けてだけではなく、多くのEVAファンにも向けて自信を持って送ることのできる「500 TYPE EVA 」に仕上げて、みなさまにお届け致します。